自力村は潭江支流の丘陵平原沿いにある。
ここの建築物は保存が比較的良く、また桃源郷と呼びたくなるほど美しい周辺の景色と見事に融和している。村内には9個の楼と6個の盧(西洋式別荘)がある。一番最初に立てられたものは龍勝楼で1919年、最後のものは湛盧で1948年である。一番美しい(とされる)のは銘石楼。
以前は無料で入村できたが、2003年10月より入場料金が取られるようになった。その代わりに(かどうか知らないけど)銘石楼と雲幻楼の内部参観ができるようになった。観光化が進んでいるようです。
「自力村」という聞くからにソウルフルな名前は1950年代の「自力更生、奮発図強」というスローガンに因んでついた名前だそうだ。多分「強亜村」というのも似たような理由だろう。
行き方:(1)どうも市内よりダイレクトバスがある?(未確認)、(2)立園よりタクシー/バイタク、(3)バスで国道325号・公福亭下車(立園の看板があるところ)後、バイタク。
帰りは自力村からチケット売場を南下、方氏灯楼を遠くに右手に見ながら強亜村(象吉楼という大きい楼がある)というところを通過し、塘口の街(塘口墟)まで歩くと丁度いい散歩になります。

入村料が取られるようになったのでそのチケット(上)
チケット売場でもらったパンフレット(日本語あり)の表と裏
一番美しいと言われる銘石楼(左上の写真では左側)
楼の中に入れます
建物の中は典型的なオールドチャイナな雰囲気
(わざとらしくセピアにしてみました)
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